2年生の皆さんへ


 担当教員の水書から当研究室の研究内容について,以下に説明します.

 

 まず,学術的キーワードは,

 1)圧縮性流体力学,2)光学,3)コンピュータシミュレーション です.

 この分野に取り組むために必要な学科開講の授業科目は,流体力学,空気力学,熱力学,航空宇宙学実験,高速空気力学,計算工学,などになります.もちろん数学や物理の基礎科目は不可欠です.

 

 次に,研究の反映先分野としては,

 1)空力推進工学,2)惑星探査工学,3)衝撃波防護・爆傷治療,となります.

 

 さらに,ここ数年,当研究室が力を入れて取り組んでいる研究課題として,以下が挙げられます.

 [1]回転デトネーションエンジン(RDE)の基礎研究

 [2]実機周囲の流れ場の超望遠可視化計測法の実現

 [3]衝撃波防護・爆傷研究

  

 [1]では,JAXA角田宇宙センター(株)IHI(株)PDエアロスペース,などの研究機関,重工メーカー,宇宙ベンチャーと連携して,RDEの実用化に向けた爆轟波の内部伝播に関する基礎研究と新しい計測方法に取り組むと共に,独自のRDEを設計・製作しています.また,来年度からは小型のRDEを搭載した小型ロケットを洋上打ち上げ(海の上からの打ち上げ)する実証実験に取り組む予定です.

 

 [2]では,国立天文台のすばる望遠鏡の研究者と連携し,航空機が離発着時に発する後方乱気流や超音速機が発するソニックブームを詳細かつリアルタイムで可視化計測できる測定法の実現に取り組んでいます.この手法が実現すれば,空港での運航安全性の向上や次世代超音速機の実現に大きく貢献できます.

 

 [3]では,産業技術総合研究所(AIST)防衛省防衛装備庁防衛医科大学校,および科学警察研究所などと連携し,爆発で発生した衝撃波が,人体や建物に作用した際の影響低減のために火薬の貯蔵方法や衝撃波からの防護方法の基礎研究に取り組んでいます.

 

 このように,衝撃波,爆轟波,先進的光学可視化計測をコアなテーマとして,将来の航空宇宙推進器,惑星探査,爆発安全,航空機の安全運行に関する研究に取り組んでいます.研究の詳細は,

 

 このページ以外にも「研究」,「学生の皆さんへ」のページもご覧ください.

 

 超音速,衝撃波,デトネーション,画像計測,コンピュータシミュレーション,爆発安全,に興味がある学生さんは,是非,水書研究室で取り組んでいる研究に参加していただけることをお待ちしています.興味がある方は,水書までメール(mzkk@tsc.u-tokai.ac.jp)をいただければ,対面,あるいはオンラインでの説明をいたします.

  

 研究室説明会(メールで事前連絡してください)

  日時: 01/17までの授業期間のうち(複数回の参加もOK、毎回内容が微妙に異なります)

      火曜・昼休み〜(12:45〜)

      水曜・5限

      木曜・5限

      金曜・昼休み〜(12:45〜)

(授業で都合が付かない人は応相談)

  場所: 実験6棟1階 共通実験室

  方法: このサイトの「問い合わせ」などから、水書宛にメール。

 

 2022年11月 

 水書 稔治